HISHOKAIグループ　医療法人社団 飛翔会 寛田クリニック

腰痛の原因は、大人の「ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」だけでなく、10代スポーツ選手の「腰椎分離症（疲労骨折）」や、 見逃されやすい「仙腸関節炎」「梨状筋症候群」など多岐にわたります。 当院ではMRIやエコーを用いた精密検査で、 レントゲンでは写らない痛みの原因を早期に特定。分離症のコルセット療法から、仙腸関節へのアプローチ、パワープレートを用いた体幹（コア）トレーニングまで、年代と病態に合わせた専門的な治療を提供します。
詳しくはこちらへ

股関節の痛みは、中高年の「変形性股関節症」だけでなく、スポーツ活動に伴う「股関節インピンジメント（FAI）」や「股関節唇損傷」など多岐にわたります。
当院では、レントゲンによる骨の形態評価（臼蓋形成不全など）に加え、MRIを用いて軟骨や関節唇の状態を詳細に確認します。治療は、体重管理や薬物療法に加え、理学療法士による運動療法（中殿筋や体幹の強化、可動域改善）を軸に行います。
手術が必要な場合は専門病院へ紹介を行いますが、術後のリハビリテーションや、退院後の定期的なメンテナンスも積極的に受け入れています。
詳しくはこちらへ

肩の障害では、まず問診と診察で痛みの経過や可動域の制限を確認し、レントゲンで関節や骨の状態を評価します。腱板損傷や炎症が疑われる場合には、超音波検査（エコー）で腱や滑液包の状態を観察し、必要に応じてMRIでより詳細に精査します。肩の痛みは腱板損傷、五十肩（肩関節周囲炎）、関節の変性など背景が多様であり、検査結果と臨床所見を照らし合わせながら診断を行います。治療は薬物療法とリハビリテーションを中心に、強い痛みが続く場合には関節内注射などを補助的に行うこともあります。日常生活での動作改善やストレッチの工夫も提案し、家事・仕事・趣味・スポーツが支障なく行えるようサポートします。
詳しくはこちらへ

肘ではテニス肘（外側上顆炎）や野球肘などのスポーツ障害、日常生活に伴う腱鞘炎などに対応します。また手指では突き指のように一見軽度に思われる外傷でも、関節の捻挫や靭帯・腱の損傷を伴うことが多く、放置すると可動域制限や変形の原因となることがあります。まずレントゲンで骨折や脱臼の有無を確認し、必要に応じてMRIや超音波検査で靭帯や腱、関節内の炎症の状態を詳しく評価します。治療は安静・固定・薬物療法を基本とし、症状に応じて装具療法やリハビリを組み合わせます。痛みが強い場合には注射治療を行うこともあり、家事・仕事・趣味・スポーツに支障が出ないよう、早期の改善と再発予防を目指します。
詳しくはこちらへ

太ももの肉離れ、すねの痛み、アキレス腱周囲の違和感などの下肢の傷害は、スポーツ時に限らず、急な動作や日常生活の中でも生じることがあります。 各種検査の中で、筋肉・腱・骨の損傷の有無やその程度を評価し、状態を正確に把握することで、適切な治療方針の検討を行います。 治療は安静や固定などの保存的対応を基本としますが、必要に応じて超音波（エコー）で状態を確認しながら注射治療（ハイドロリリース）などを行い、筋肉や周囲組織の動きを改善します。 リハビリテーションでは柔軟性の改善や動作の調整を行い、あわせて頻繁に起こるこむら返り（足のつり）がみられる場合には、水分やミネラル補給を含めた栄養面からの指導も行い、再発しにくい身体づくりを支援します。 詳しくはこちらへ

「階段がつらい」「膝が腫れている」などの日常的な痛みから、スポーツによる半月板・靭帯損傷まで幅広く対応しています。 レントゲンやMRIによる画像診断に加え、ヒアルロン酸注射、リハビリテーション、ラジオ波治療（Coolief）、そして再生医療（PRP/APS）など、手術以外の選択肢を豊富に用意しています。膝の痛みでお悩みの方はご相談ください。

骨折・外傷 転倒や衝突による「骨折」「脱臼」はもちろん、スポーツや交通事故による「首・背中の痛み（棘突起骨折など）」や、 打撲・捻挫と思っている怪我の中に、重篤な靭帯損傷や隠れた骨折が潜んでいることがあります。 当院ではレントゲンに加え、MRIや超音波検査（エコー）を用いて初期に正確な診断を行い、 後遺症を残さないための治療計画を立てます。 治療はギプス固定などの保存療法を中心に行いますが、手術が必要な場合は連携病院へ迅速に紹介します。 また、他院での手術後に「リハビリだけ当院で続けたい」というご相談も積極的に受け入れています。

骨粗鬆症では、骨密度の低下により骨折のリスクが高まります。レントゲンや骨密度検査を行い、早期発見と診断に努めます。治療は薬物療法を基本に、食事・運動などの生活習慣改善を組み合わせて進め、骨折予防を重視した長期的な管理を、粗鬆症学会認定医や骨粗鬆症マネージャー、リエゾンナース、管理栄養士といった専門スタッフが連携して行います。転倒予防や姿勢の改善なども含めて総合的に支援し、安心して日常生活を続けられるようサポートします。

高齢者介護予防では、加齢に伴う関節の変性や筋力低下に対応し、転倒や骨折を予防することが重要です。歩行状態やバランス機能を評価し、骨粗鬆症の管理や関節疾患の治療とあわせて、運動指導や生活動作の工夫を提案します。サルコペニアやロコモティブシンドロームの予防を目的に、リハビリテーションや体幹・下肢筋力のトレーニングを取り入れ、健康寿命の延伸を支援します。生活の質を保ちながら、安心して日常生活を続けられるよう多角的にサポートします。介護保険をお持ちの方は、通所リハビリテーションをご利用いただける場合がありますので、詳細は窓口へお問い合わせください。

スポーツ外来は一般整形外科の一部として、学生から一般の方までの運動由来の痛みやけがに対応します。受傷機転や競技種目、練習量を詳しく伺い、動作評価（走・跳・投）と診察所見をもとに、レントゲンや超音波検査（エコー）で状態を確認し、必要に応じてMRIで詳しく評価します。治療は保険診療を基本に、薬物療法と理学療法、競技特性に合わせた段階的復帰プログラムを中心に進め、テーピングや装具調整、フォーム指導、セルフケア教育も行います。さらに筋力測定装置（バイオデックス）を用いて筋力やバランスを数値化し、回復具合や強化の進捗を客観的に把握することで、適切なリハビリテーションを提供し、安全な競技復帰を目指します。