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【蔵本達也のドイツ社会人留学リポート】Vol.11 私の夏休み(ヨーロッパ旅行)

 スタッフブログ

2023/08/24

皆さん、こんにちは。元気にしていますでしょうか?日本は猛暑が続いているとニュースで聞きますが、水分補給を忘れず、熱中症には十分お気をつけ下さい。
ドイツの気候はというと、寒いです。最高気温が20℃に達さない日が続いており、夏なのにジャケットやパーカーなどを着ていないと肌寒く、不思議な感覚です。天候も不安定で、雨が降っていたと思ったら急に晴れて、そしたらまた1時間後には大雨になっているなど、折りたたみ傘が手放せない状況です。
お盆を過ぎたあたりからようやく晴れる日も増えていき、最高気温も28℃ぐらいまで上がるようになりました。
今回は、会社から2週間休暇を頂き、オランダ、ベルギー、ドイツ国内(ローテンブルク、ミュンヘン)を旅行しました。ドイツの良いところは交通の便がよく、ドイツ国内や他の国(ヨーロッパ)に行きやすい点です。
ここで少しだけドイツの交通の便の良さをお伝えします。ドイツの高速道路である「アウトバーン」は、普通乗用車の通行料金は基本的に無料であるという特徴があります。
また、49€チケットという1ヶ月の定期があり、これを購入するとほぼ全ての公共交通機関(バス、地下鉄、路面電車、REやRBと言った日本のJR在来線のようなもの)が乗り放題になります。大体7,840円ぐらい(1€=160円で計算)で1ヶ月間ほぼ全ての公共交通機関に乗り放題というのは、とてもお得な気がします。49€チケットさえ持っていれば、時間がかかることが苦でなければ、追加料金なしでドイツ国内を堪能できます。49€チケットの対象外ではありますが、ICEという新幹線もあり、比較的安価なので旅行をするには最適だと思います。ただ、日本では考えられないくらいの頻度で全ての公共交通機関の遅延が起きたり、乗る予定だったものが急になくなったりしてしまうので予定通りに事が進まないことも多いです。

私は休暇中に、まずオランダのルールモントとという街に行きました。

オランダ:ルールモント

デュッセルドルフから「FlixBus」という高速バスに乗り、大体1時間〜1時間半ぐらいで到着します。
ルールモントでは、デザイナー・アウトレット・ルールモント (185以上の店舗が入ったヨーロッパ最大級のアウトレットモール)に行きました。
アウトレットモール内で購入した際、無料でブランドの紙袋に入れてくれる点やトイレが無料である点もおすすめポイントです。
※基本的にヨーロッパはデパート内や駅などを含める公衆トイレ全般有料です。

広島のアウトレットにはないFRED PERRYやBALR.やクロエなど、他にも沢山あるのでそのようなお店は見どころだと思います。広島のアウトレットにもある、coachやMicheal Kors、adidasやNIKEなどに関しては、私の感覚的に同じ商品を比較すると、広島のアウトレットで買う方が安く買える印象が強いです。もしルールモントで買うなら広島には売ってない商品を買われた方がいいかもしれません。

次に、ベルギーのブリュッセル観光をしました。ICEという新幹線で大体2時間半で到着します。
本場ベルギーのチョコレートショップ巡りやベルギーワッフルを食べました。私も知らなかったのですが、ベルギーワッフルには「ブリュッセルワッフル」と「リエージュワッフル」の2種類あります。ブリュッセルワッフルは大きめの長方形で、外はサクサク、中はふわふわ食感です。生地の甘さも控えめなので、とても軽い食べ心地で大きさの割に無理なく食べきれます。リエージュワッフルは日本でもよく見かける丸いタイプです。生地に弾力があり、しっとりとしていてもちもち食感なので、ブリュッセルワッフルより小さいですがとても食べ応えがあります。パールシュガーという粒の大きな砂糖が中に入っているので、甘い物好きにおすすめです。

ベルギーワッフル

ブリュッセルには「世界で最も美しい広場」と言われる世界遺産のグラン・プラスがあります。

ベルギー:ブリュッセルのグランプラス

グラン・プラス周辺には、小便小僧やアールヌーヴォー建築の世界最古のアーケード(商店街)であるギャルリー・サンチュベールなどもあります。また、ベルギー王室御用達に選ばれているチョコレートブランド8つのうち、7つのショップがグラン・プラスから徒歩圏内にあるのでヨーロッパに来られる際は、是非皆さんも行ってみて下さい。ピエール・マルコリーニのマカロンは、日本未上陸でもあるのでベルギーに行かれた際は買ってみて下さい。
南フランス発祥のラ・メゾン・ド・サボン・マルセイユという石鹸屋さんも近くにあり、フランス以外の近隣ではここでしか買えないのでおすすめです。日本のオンラインショップで買うと3倍近く高くなってしまいます。
ロバミルクやアルガンオイル配合の石鹸で、使い終わった後もしっとりしていますし、部屋に置いておくだけでもとてもいい香りがするのでリラックスできると思います。

続いて、ドイツ観光についてです。私は渡独してから1年4ヶ月が経ちますが、こんなにもしっかりドイツを観光したのは初めてでした。
1日目はローテンブルク観光でした。

ドイツ:ローテンブルグ

デュッセルドルフからローテンブルクまではICEと電車を乗り継いで、約5時間ほどかかりました。都市部からだいぶ離れているため公共交通機関でのアクセスは少し大変ですが、ドイツ観光には凄く人気な街です。ローテンブルクは小さな街なので、観光スポットは全て徒歩で回れます。中世の街並みがほぼ完璧な形で保存されているため、「中世の宝石箱」と称されているみたいです。皆さんは「木組みの家」と聞いてイメージできますか?ドイツの伝統的な家屋で、とても可愛らしい外観をしています。ローテンブルクにはその木組みの家が多く、まるで絵本の中に迷い込んだかのような錯覚を起こしそうになるぐらい素敵な街並みです。また、日本人観光客も多いようで、至る所に日本語が表記されていたり、日本人の店員さんや、日本語を話してくれるドイツ人の店員さんもいます。もちろん、日本料理屋もあります。ここでは、ビールを使ったチョコレートを販売しているチョコレートショップや、シュネーバルと言った伝統菓子がお土産として人気です。また、世界で初めて年間を通してクリスマス用品を販売した店と知られる「ケーテ・ヴォールファールト」の本店もローテンブルクにあります。また、ローテンブルクはフランケン地方に属しており、ここで有名なワインがフランケンワインです。普通の長細いワインボトルとは違い、平たく丸みを帯びたワインボトルに入っている辛口のワインが特徴です。ローテンブルクは大体4時間ぐらいあれば楽しめる街でした。夜に向けてミュンヘンへ出発しました。ローテンブルクからミュンヘンは電車を乗り継いで大体3時間半ぐらいで辿り着けます。ただ、私が行く時は1時間以上も電車が遅れてきたり、乗った電車がエンジントラブルか何かで何度も止まってしまい、5時間近くかかってしまいました。

2日目は、リンダーホーフ城とノイシュヴァンシュタイン城巡りのバスツアーに参加しました。私以外にも多くの日本人観光客の方が来られていました。バスガイドさんはドイツ語と英語を話して下さり、音声ガイドは日本語もありました。リンダーホーフ城に向かう道中、アルプス山脈を見ることもできます。山の中にあるため、とても空気が澄んでおり、ひんやりとしていました。ノイシュバンシュタイン城は、シンデレラ城のモデルとなり、ドイツで最も有名なお城です。城内ガイドに日本語があったため、とても楽しむことができました。

ドイツ:ミュンヘン ノイシュバンシュタイン城

3日目はミュンヘン観光を行いました。

ドイツ:ミュンヘンの市庁舎

ミュンヘンは、ベルリン、ハンブルクに次ぐ3番目に人口の多い都市です。マリエン広場という観光スポットの周辺には数多くの教会があるので、教会巡りを楽しめます。
ミュンヘンは日本でも有名なオクトーバーフェスト発祥の地であり、生演奏を聴きながら楽しめるビアホール「ホフブロイハウス」はおすすめです。ミュンヘンからデュッセルドルフまではICEで約5時間で到着しました。
リフレッシュできた1週間でした。
ドイツにいる間、出来る範囲でドイツ観光もしていきたいです。

今後は9月にサッカー日本対ドイツの親善試合の観戦にヴォルフスブルクへ行くことと、フランス対ドイツの親善試合の観戦にドルトムントへ行くことが決まっています。
8/30にはフランクフルトでオステオパシーの勉強会や10月にはバルセロナで開催される、EU-JAPAN選抜の理学療法士としての帯同が決まっております。
これからも頑張って、ブンデスリーガのフィジオになれるように精進します!

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