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大輔のアメリカ研修紀行 ~その2 研修初日

2011/09/28

 ケアウイング曙トレーナーの高橋 大輔です。
 アメリカ研修紀行2回目の今回は、研修施設と研修初日の様子をご紹介したいと思います。
 
 まずは、今回の研修先となった、ロサンゼルスのアスリートパフォーマンスセンターの施設をツアー形式でご紹介します。
 
 ロサンゼルスのアスリートパフォーマンスの施設は、「 Home Depot Center 」という総合グランド施設内の一角にあります。
   
  
 
  
 この「Home Depot Center 」というのは、アメリカプロサッカーリーグMLS(メジャーリーグサッカー)の“LA Galaxy” のホームスタジアムになります。 
 
 
 
 
 サッカースタジアムのほかにも、こんな立派なテニスコートがあります。
 
 
 

 トレーニング施設はというと、スタジアム内にあるウエイトルーム、アジリティやスピードトレーニングに使用するフィールド、そのフィールドの脇にあるウエイトルームが、決して大きくはないのですが、コンパクトに使いやすくまとまっていました。
 
 屋内にあるトレーニングルームです。
 
  
 

  フィールド内のテントの中にも立派なトレーニング器具が設置されています。
 
 
 
  
 

 さて、肝心の研修はと言うと・・・・。
 今回のプログラムには、アメリカ、ドイツ、カナダ、ノルウェー、南アフリカ、そして私が日本と、国際色に溢れた参加者6名で行われました。

 午前中は、コーチ学とFMSという機能評価の復習と実技が行われました。
 コーチ学は、日本では、まだまだなじみの薄い分野ですが、アメリカでは大学の学科にもなっている学問です。
 今回は、そのコーチ学の基礎的な部分をかいつまんでの講義でした。どのような形でチーム指導を行えば効率的に指示を伝えることができるか、全体への言葉かけと個別の言葉かけの違い、違った言葉かけによる選手のパフォーマンスへの影響など、基礎的なことと言っても、とても興味深い内容でした。
 
 FMSでは、2人組でペアを作り、お互いに評価をし合いました。その評価をもとに、運動プログラムを作成して、クラスの中で発表して議論するといった内容でした。1つの評価に対して、それぞれのアイデアが組み合わさり、とても面白いプログラムを作ることができました。

 昼休憩をはさんで、午後からはリニアスピードといって、直線のスピードの加速についての講義と実技がありました。加速のメカニズム、身体の使い方などの講義を受け、その後実際にフィールドに出て、トレーニング実習を行いました。ムーブメントプレパレーションというウォーミングアップを行い、様々な器具を使った加速トレーニングを行いました。

 ミニバンドというチューブを使用したウォーミングアップ。
 これは、一見簡単そうに見えますが、実際お尻の筋肉が悲鳴をあげています・・・・。
 
 

 器具を使用したトレーニングの後は、フリーでの加速の練習。
 とてもきれいなフォームです!
 
 

 このような感じで、研修初日は比較的ゆっくりとしたスタートになりました。
 時差ボケ中の私には、程良く体を動かし、ちょうど良い1日となりました!!

 次回は、研修2日目のご紹介をします。
 See you !

飛翔会の整形外科クリニック


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