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「全仏オープンテニス2017」車いすの部に帯同しました!

2017/06/23

 6月9日(金)~11日(日)の3日間、フランスの首都パリ、ローランギャロス テニスコートにおいて、「全仏オープンテニス2017」が行われ、車いすの部に高陽整形外科クリニック理学療法士の増田 拓が大会期間中におけるケア・コンディショニングのサポートの為、フィジオトレーナーとして帯同しました。

 

 全仏オープンとは、毎年、パリのローランギャロス テニスコートにおいて開催されるテニスの4大世界大会の一つです。

 車いすテニスの部は6月9日から3日間、一般(健常)の部と同会場、同期間に開催され、本大会では日本人選手として国枝 慎吾選手、上地 結衣選手の2名が出場しました。

 

 本大会においては、男女世界ランキング上位8名の世界のトップ選手が出場し、素晴らしいプレーで会場を沸かせていました。

 しかし、そのようなプロの選手たちでさえも、毎日の過酷な練習で肩を痛めたり、ツアーの連戦で疲労が残っていたりして、一旦コンディションを崩してしまうと、試合当日に高いパフォーマンスを発揮することは難しいです。

 主に車いすテニス競技においては、首や肩甲骨周りに疲労が蓄積しやすい為、それらがプレー中の肩や肘の痛みに繋がります。

 そのため定期的なチェックが必要となりますが、選手ひとりひとりが抱える障害は様々なため、個別にコンディションメニューを考案し、各選手の状態に応じた方法を提供することが重要となります。

コンディショントレーニング①  トレーニング②

 また、大会中に良好なパフォーマンスを維持するためのトレーニングも欠かせません。今回の帯同においても宿舎・会場施設でケア・コンディショニングが十分に行えたことで、選手の本来の高いパフォーマンス発揮に繋がったのではないかと思います。

準決VSバイス

 今大会の結果では、国枝選手、上地選手の2人とも、トーナメント初戦から最高のパフォーマンスで見事勝利を収めました。国枝選手は残念ながら準決勝敗退となりましたが、上地選手は女子シングルス・ダブルスで優勝し、2冠を達成することができました。

全仏表彰シングルス

 今後も世界で活躍する2人の日本人選手の応援をよろしくお願いします!

 

 飛翔会グループは、高齢者からアスリートまで様々な場面において皆様のサポートをいたします。

 

 今回、ご依頼をだいたいた日本車いすテニス協会様に感謝いたします。

優勝上地チーム


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