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スタッフブログ

山口国体ボート競技帯同記 ~前編

2011/10/24

 皆さん、こんにちは。福山整形外科クリニック理学療法士の岩田 祐二です。
 今年も国体開催の季節となり、今回は山口県にて開催される“第66回おいでませ!山口国体”のボート競技に帯同しました。
 私は、今年は主に少年男子をサポートしてきました。
 下記に日記形式でご報告します。
 

 9月28日(水)
 会場は、豊田湖ボートコースになりますが、私達はすぐに会場入りせず、「アクトビレッジおの」という施設に宿泊して最終調整を行いました。
 写真はその施設になります。
 
 
 
 施設到着後、夕方から早速練習を開始しました。
 
 

 私達トレーナーは、練習前に選手が違和感を訴えれば、そこをケアしたり、漕ぎの阻害になるようなところがあれば、そこを治したりします。
 また、練習中はトレーナーの視点で、漕ぎの動作をチェックします。
 練習後、漕いでいる時の身体の感覚などを選手から聞いて、ケアの時の参考にしたり、障害の原因となったり、パフォーマンスの悪くなる動作があれば、助言したりもします。
 選手たちが、より良いコンディションで大会に入れるよう、私達トレーナーも精一杯サポートを行いました。
 

 9月29日(木)
 今日も本大会に向けて練習です。
 昨日より、元日本代表コーチでU18のコーチをされていた大林コーチのご指導を受け、最終調整を行いました。
 私も大林コーチとお話をする機会があり、サポートを行う上で大変勉強になりました。
 
 

 午後からも練習でしたが、成年男子クルー選手が発熱というアクシデントがあり、成年クルーの宿泊先へと向かいました。
 今回一緒に帯同している、高陽整形外科クリニック柔道整復師の西永トレーナーも合流していたので、協力して対応をしました。
 このような事例の時には、いつもチーム内感染を未然に防ぐために、マスクの装着、うがい、手洗い、消毒と、選手、スタッフに徹底するようにしており、今回も早めに対策をとりました。
 無事に全員が本大会にベストコンディションで臨めるよう、大事なところです。
 

 9月30日(金)
 今日は、公式配艇練習に向かいました。
 本大会が行われる会場で、実際に船に乗って練習します。
 ボート競技は、ただ会場に行って、船に乗って競漕するだけではなく、乗る前に写真のように、リギングと言って、早く漕ぐために船の調整を行います。
 それはまさにF1のピットのような光景です。
 私たちトレーナーは、試合当日このリギング時間に合わせて、適切にウォームアップを行っていかなければなりません。
 
 

 以下は、会場の写真と実際に漕いでいる写真です。
 
  
 
 配艇練習の時に心掛けているのは、会場を事前に把握しておくことです。
 本大会当日、スムーズな活動が出来るようレース会場、控え場所、ウォームアップに適している場所探し、救護室、トイレの位置など、しっかりとチェックしておきました。
 
 
 

 10月1日(土)
 いよいよ本大会を明日に控え、4日間過ごした「アクトビレッジおの」での生活は今日までとなります。
 この4日間、食事はサポートで帯同した、宮島工業高校ボート部の岡野選手(女性)を中心に自炊でした。
 私も、高校生たちが頑張って用意してくれる食事をおいしくいただきました。
 
  

 今日は、公式配艇練習には行かず、「アクトビレッジおの」にて最終調整です。
 今回は、監督の操るモーターボートに私も乗せていただき、水上にて漕ぎ動作のチェックを行いました。
 陸の上から観察するのとは違い、間近で見られるので、新たな問題点が発見でき、とても成果がありました。
  
       
 水上からチェックする藤本コーチ   水上から漕ぎをチェック、きれいに揃っています!

 夕方からは、広島県選手団の宿泊するホテルに合流しました。
 いよいよ明日、予選レースが始まります!
 

 10月2日(日)
 大会初日、いよいよレース開始です。
 レース前に審判からのチェックを受けているところです。
 
 

 レースは2着で予選突破!
 準決勝に進出です!
 
 午後は、始めに宿泊した施設で再び練習を行いました。
 
 後編につづく・・・。

飛翔会の整形外科クリニック


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