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【蔵本達也のドイツ社会人留学リポート】Vol2.ブンデスリーガーのフィジオ事情

 スタッフブログ

2022/11/24

2022年4月からドイツのケルンという街に住んでいます。渡独してから約7ヶ月が経ちました。 私がドイツに来た目的は、ブンデスリーガのフィジオになることです。
そしてもう一つは、日本とドイツを繋ぎ、日本のトレーナーや理学療法士が、ドイツで学べるようにインターンなど働く環境を作ることです。そのために色々の方との繋がりを大切にして、少しずつ前に進んでいます。


resultドイツのサッカー事情を簡単に説明すると、だいたい10部くらいのカテゴリーがあります。
ドイツのプロリーグ(ブンデスリーガ)は3部までです。4部はセミプロというくくりで、プロ契約の選手も中にはいます。そしてプロとして活動しているチームもあります。5部は日本の地域リーグに相当し、6部は地域2部、県リーグに相当、7部は県リーグに相当すると言われています。そして8-10まで続いています。

 ケルンには、ドイツブンデスリーガ1部のFCケルンというチームがあります。その他にも3部のFCビクトリア・ケルン、4部のSCフォルトゥナ・ケルンというチームがケルンの代表的なチームです。他にも多数のチームが存在し、チームによっては5部~8部のチームでもお金をもらってサッカーをしている選手もいるそうです。


 私は2回ブンデスリーガの試合を生で観戦しましたが、約5万人のサポーターでスタジアムは埋め尽くされていました。満員のスタジアムで熱気があふれて、興奮と同時に早く私もブンデスリーガのフィジオとして活動したいと思いました。
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 しかし、ある問題点に気付きました。サッカー選手などのエージェントは多数ありますが、理学療法士やトレーナーのサポートをするエージェントはそこまで多くないということです。
 現在、私は学生ビザでドイツに来ています。エージェントを通しましたが、現地でのビザの申請や家探し、口座開設など、全く英語もドイツ語も話せない私一人で行わなければなりませんでした。私の場合は個人的に色々な繋がりがあったため、どうにか問題なく行えましたが、場合によっては拒否されてしまう可能性もあります。もちろんサッカーチームを探すことや交渉なども友人に頼むか、私自身が行わなければなりません。また、学生ビザでは収入を得ることはできないため、就労ビザに切り替えなければ収入を得ることが出来ず、帰国しなければなりません。渡独しても働き口がなければ滞在が難しいのです。

 私自身が苦労を経験したため、このような悩みや不安を解消し、より多くの夢を持つトレーナーや理学療法士をドイツで挑戦させたり、学ばせてあげたいという気持ちも強まりました。
 私はドイツに渡独してから現在まで、現地にいる多くの日本人に本当に助けてもらいましたし、日本からも色々な方々に協力してもらい、多くの人を紹介していただきました。
 ドイツにいて言語が分からないというのは、予想以上に苦労し、ストレスになります。そのような環境の中、快く助けてくれたのは、やはり日本人でした。そのようなこともあり、日本人の為にも何かしてあげたいと強く思うようになりました。

 ドイツには多くの日本人サッカー選手(5-7部)がいます。中には、3部まで昇格している選手もいます。現在は、そのような選手のサポートもさせていただいております。

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吉田康也選手(フットサルブンデスリーガ:フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属)

 また、日本人初のフットサルブンデスリーガ(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)で活躍している吉田康也選手もサポートさせていただいています。日本人選手の多数が怪我をしても、病院へ行くのが困難と言っていました。病院へ行っても言葉が分からず、自分の意見はなかなか伝わらない。そのため、怪我をしても我慢しプレーしている選手もいるそうです。当然、プレーのパフォーマンスは低下し、チームを解雇されることもあります。そのような厳しい世界で戦っている選手のために、私は最大限のサポートをしていきたいと思っています。

現在は、日本人選手や一般の方のケアやパーソナルトレーニングをしていきながら、9月12日からドイツの4部SCフォルトゥナ・ケルンへ研修に行っています。
 SCフォルトゥナ・ケルンの歴史は1948年に創設され、クラブの歴史を通じてその多くが2部のブンデスリーガでのリーグが続いていました。また2014年~2019年までは3部リーグに所属し、現在は4部に所属しています。クラブに歴史があり、今後上位に上がっていけるチームだと期待されています。

 これからも頑張ってドイツ語を習得し、理学療法士の免許の書き換えを行い、少しでも上のリーグを目指してまいります。

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