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【蔵本達也のドイツ社会人留学リポート】Vol.7 ドイツ・デュッセルドルフの治療院で働きます

 スタッフブログ

2023/04/25

2023.4.16 現在、ようやく引越し先(賃貸アパート)が決まりました。
家が決まるまでに実に3ヶ月かかりました。
4月に入ってからは、職場での寝泊まりが続いていました。家賃は少し高いですが、住む家が決まり本当によかったです。
前回も投稿した際に、家探しの難しさは説明していましたが、実際にメールを送り、返信があれば内覧の予約を取り、そこに住みたければSchuf情報※と3ヶ月の収入証明書or労働契約書、身分証明書、滞在許可証の提出を求められました。
しかし、 ここで契約完了ではなく、候補者数人~数十人で1つの席を争わなければなりません。
そのため、私は数十回は落選しました。最初の頃は落ち込んでいましたが、最後の方はこんなもんなんだと考え方を変えて、どんどん内覧に行きました。その甲斐あって、今回新しい家を決めることができました。ドイツでの家探しは強靭なメンタルが必要だと感じました。そして予想以上にストレス が溜まりました。今後ドイツで、何かを挑戦したい人や留学したい人、相談したいことや家探しを考えている人はご相談に乗りますので、私のインスタグラムtatsuya_deutschland_physio_のDMにてご連絡下さい。

※Schufa(シューファ)の正式名は,Schutzgemeinschaft für allgemeine Kreditsicherung(一般貸付保証の保護団体)つまり信用情報会社で、Schufa は略称です。 ドイツでアパートを借りる場合、通常保証人が必要とされることはありません。しかし、一旦貸してしまうと借主の権利が強くなってしまうせいか、それとも2-3ヶ月の保証金では賄えないほどの損傷を受けることを恐れているのかどうか定かではありませんが、多くの家主が入居人に Schufaからの個人情報を提出するよう要求するのが一般的になってきているそうです。基本的に Schufa に保存されている個人情報は、債権・債務における信頼性を測るための物差しとして用いられます。そのため賃貸アパートなどの場合、銀行などからの貸し出しを求めているわけではないので、どこかに債務がなければ、貯金ゼロでも基本的に問題はありません。しかし、 収入に比例しない借金や月賦払いなどがあると、危険指数が出てくるようです。また,口座を持たない人はSchufaから、お金を貸すには「危ない人」という評価を受けます。

 さて、今回のテーマですが、デュッセルドルフにあるパーソナルトレーニングスタジオ「MIRROR’S FIT -by Rückenglück -」にて2023年4月1日より働くことになりました。
12月中旬頃に日本に一時帰国しましたが、ビザの件や貯金残高を考慮し、夢を諦め永久帰国しようか本気で考えていました。
しかし、偶然にもパーソナルトレーニングスタジオでの勤務のお話をいただき、治療・予防・トレーニ ングの環境が整ったスタジオのため、是非ここで働きたい思い、ドイツでもう少し頑張ろうと決心することができました。言葉の壁により病院にさえ行くことが難しい日本人サッカー選手や駐在員、海外のあらゆるストレスで不調症状を起こし、なかなか病院に行っても治らない日本人の人を少しでも助けたいと思い、今回の依頼を受けることにしました。もちろん私のドイツ語が成長していけば、ドイツのサッカー選手や一般の方に対しても日本の治療やトレーニングを体感してほしいと思っています。今回のこともそうですが国内・海外問わず、人生は本当に何が起こるかわかりません。 一度きりの人生を後悔のない人生にさせて貰えているのは、私1人だけの力ではなく、家族の支えや今まで関わってきた人たちの支えがあり、今の環境があると思います。本当に感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張っていきたいです。
ただ一つ言えることは、常にポジティブな言葉を発し、行動に移し続けることが重要だということです。行動しないことには成功も失敗もできません。 その気持ちや行動を継続することで、何かを引き寄せることができるかもしれません。私はいつも行動します。もちろん失敗の連続ですが、失敗をすることによって次に繋げることができれば問題ありません。今まで考えなかったことを考えるようになったり、新たな発想に繋がったりと、全て自分のためになります。そのためこれからも挑戦し続けていこうと思います。
 パーソナルトレーニングスタジオでの私の役割は、体の不調症状や疼痛の治療・予防・パフォー マンスの向上や健康維持など幅広く対応することです。私はこのスタジオをデュッセルドルフで広めていきたいと思います。まずはしっかりと丁寧な対応を心がけ、問診、評価、治療、運動を的確に実施していきます。私は、このスタジオを将来的には「何か身体のことで困ったらMIRROR’S FITに行こう」と思ってもらえるように認知してもらうことを目指しています。また、ブンデスリーガのトレーナーになるためにドイツ語の習得も同時に実施し、1年~1年半後にはドイツで使える理学療法士の免許の書き換えを行います。そのためにも常にドイツ語の勉学に励み、目標に一 歩ずつ前進したいと思います。今後は、理学療法士の免許の書換えに必要なことや費用などについて、実際に書き換えを行った日本人理学療法士の方に、インタビューをしたいと思っています。これからドイツで理学療法士として活動したい方は、必見です。

https://www.acaduesseldorf.com ←「MIRROR’S FIT -by Rückenglück -」

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