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【蔵本達也のドイツ社会人留学リポート】Vol.19 今後の目標

 スタッフブログ

2024/04/25


 皆さんこんにちは。ドイツは3月31日午前2時からサマータイムに突入しました。今までは日本との時差が8時間ありましたが、この期間だけは7時間の時差になります。4月になり徐々にドイ ツも暖かくなってきましたが、4月はApril Wetter(直訳すると4月の天気)と言ってかなり天候が変わるのが特徴です。突然雪が降ったり、快晴と思ったら雷雨が来たりと、とにかく天候が読めないのが4月の天気の特徴です。  最近になってようやく車の運転をするようになりました。ドイツにはカーシェアリングと言って専用のアプリに登録すると、道端に置いてある車を気軽にレンタル(乗り捨て型)することが可能です。私が使っているアプリは「ShareNow」というアプリで使い方は実に簡単です。事前の登録(アプリの登録)はなかなか時間がかかりましたが、登録さえ完了してしまえばとても便利です。使い方は、アプリ内で車の位置情報を確認し探します。車を見つけたら「MIETEN【借りる】」をタップして、料金プランを選択。使い終わったら、駐車禁止エリア以外の駐車スペースに停車し、アプリを開きエンドを押して終了します。そしてこの「ShareNow」というアプリは、 ドイツだけでなくヨーロッパの各地でも対応しているため、ドイツ以外の国にも行くことが可能です。車種も多様で、買い物で使う人や、引越しなどで使用する人も多いです。これからも時々使用していく予定です。皆さんもヨーロッパの生活の際は是非試してみてください。









 今回は今後のことについて少し書いていこうと思います。現在ドイツに来て丸2年が経過しました。私が当初思い描いていたプランとは少し違う感じになっているのは現実です。元々ブンデスリーガのトレーナーになると言って日本を飛び出しましたが、現実は甘くはなく、目標は達成できていません。現在は雇われ院長として施術とパーソナルトレーニングができるスタジオで、ほとんど1人で運営しています。お客さんのほとんどが日本人、そして2~3割くらいがドイツ人です。 お店も少しずつ軌道に乗ってきています。ドイツに来る前は、ブンデスリーガのトレーナーになるという目標一筋でしたが、ドイツで生活しているうちに、海外で生活する日本人のためにも何か手助けをしたいと思うようになりました。現在はサッカー日本代表選手のサポートはできていませんが、多くの日本人サッカー選手が海外で活躍しています。それは、私が海外にいるからこそのチャンスでもあります。だからと言ってブンデスリーガのトレーナーになることを諦めたわけではありません。まずは、この先2年の目標としてドイツ語の必要レベルの試験に合格し、ドイツの理 学療法士の免許の書き換えを行うこと。日本代表サッカー選手のサポートをすること。英語をマスターすること。とにかく今できることを全力でやりたいと思います。何があるかわからないのが海外だと思っています。自分の目標を明確にし、それに向かっていい準備をしていきたいと思います。  ただ何も達成していないことはなく、幸運なことに現在はハンドボール・馬術・陸上の日本代表選手のサポートもさせていただいております。そして先日、サッカー日本代表監督の森保さんも2回目の施術を受けにきてくれました。ドイツで行われた日本代表の親善試合を見に行き、後日の公開練習の際にお話ししたのが森保さんと繋がったきっかけです。ヨーロッパ視察の際はお忙しいのにも関わらず、当院に来院してくださり、森保さんの身体のケアをさせていただいております。その際は、私自身の今後について、森保さんにも色々と助言いただき、とても良いお話ができました。

 元々、森保さんの息子と私はサッカーチー ムが同じで、そのことを話すと当時のことを覚えて下さっていました。そこから話は進んでいき現在に至ります。またケアをさせていただく中では寛田先生のお話にもなり、森保さんも現役時代、寛田先生にはとてもお世話になっていたという話などで、とても盛り上がりました。私が言うのはおこがましいですが、いつお会いしても森保さんは優しく、真摯に向き合ってくださり、とても素晴らしい人柄だと感じています。私ももっと人間力を高め、今後関わっていく人たちとの出会いを大切にして、もっと行動に移していき、今できることを精一杯頑張りたいと思います。






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