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【蔵本達也のドイツ社会人留学リポート】Vol.20 ドイツで取り組んでいること
スタッフブログ2024/05/27
皆さんこんにちは。5月になりドイツも暑くなってきました。5/13の気温は27℃とかなり暑くなっています。また日照時間が長くなってきて今では21時まで明るい状態です。 今回はドイツの日本食レストランや日本食スーパーに関して少し情報をお伝えします。デュッセルドルフにはインマーマン通りという通りがあり、その通りには日本食レストランや日本の食材を扱うスーパーが多くあります。ドイツで日本のラーメン(だいたい日本で900円)1杯を食べようと思うと、 2,300円くらいかかります。定食も2,500円くらいであり、だいたい日本の3倍くらいの料金です。もちろんレストランでは水も有料で、250mlのお水が400~500円くらいします。日本では考えられませんね。しかしドイツ人の友人は頻繁に日本食レストランに通っています。 日本食スーパーに関しても、だいたい日本の物は3~5倍の料金がかかると思っていただけたら良い かと思います。レストランの料理は基本的に高いイメージで頻繁に行くことはできません。しかし、ドイツのスーパー(REWE,ALDI,EDEKA,Lidlなど)の食品(野菜や果物)は比較的日本と変わらない印象があ りますが、お肉や魚などは日本よりも少し高い印象です。しかし自炊をすれば食費も抑えることができるので、そこまで苦労はしていません。 円とユーロの関係で言うと、5/13のレートで1€=約169円(168.65円)とかなり円安の状態です。こちらで働いて稼ぎ、日本に帰国するもしくは旅行するのに関しては、かなり安く楽しめると思いますが、日本の方がヨーロッパに旅行をしに来るのは少し費用が高くなってしまいます。最近ではコロナが落ち着き、海外へワーキングホリデービザなどを利用し、留学する人たちが増え始めています。私が思うに語学を完璧にしてドイツの企業で働くのがベストかと思います。ドイツにある日系企業は、比較的簡単に働くことはできますが有給が少なかったり、祝日休がなかったり、最低賃金から昇給がなかったりと言う話をよく聞きます。語学ができていれば多少変わるみたいなので、やはり語学は大事だと感じました。
さて今回は私が最近ドイツでやってることについてお話ししようと思います。ドイツに来てから多くの下部リーグ(5部~8部)の日本人選手を見てきました。
現在の目標は、
①ドイツで海外のサッカー選手のサポートをする。
②ヨーロッパでプレーする日本人選手のサポートをする。
③ドイツで上を目指す下部リーグの選手を、1つでも上のカテゴリーに上がるためにサポートする。
この3つのことを目標にドイツで取り組んでいます。
今回は3つ目の取り組みについてお話します。週に1~2回早朝に身体を作るトレーニングを選手たちに提供しています。場所はデュッセルドルフの人工芝グランドを使用しています。目的は、少しでも上のカテゴリーでプレーできるように、当たり負けしない身体作りと、走り方の改善、瞬発力の向上など選手のポジションやオーダーに合わせてトレーニングを提供しています。パーソナルで行うこともありますが、数人のグループで行ったりもしています。まだ4月から始めたばかりなので、人数は少ないですが、これから参加してくれる選手が増えると私も嬉しいです。なぜこのような活動をしようと思ったかという と、最近コロナが落ち着いてきて、サッカー留学生が増えてきています。男子だけでなく、女子の選手もドイツに来てチャレンジしていく時代となっています。ただ言葉の問題やフィジカルの問題などによって怪我をしたり、コンディションがなかなか上がらない選手が多くいます。厳しい事を言いますが、私が思うにドイツに来て、1~2年で結果が出ないと4部以上(プロリーグ)のリーグで活躍するのは難しいと思います。プロになるのは実際そんなに甘くないです。そのため、サッカーをしていない時の生活習慣であったり、メンタル、体幹トレーニング、栄養、睡眠のことを選手にはしっかりと考えて生活して欲しいと思っています。そのことについてのサポー トは私にはできると思い、今回このような活動に至りました。試合を観ていても日本人選手はとても技術レベルは高いと感じております。しかしフィジカルの部分で勝負できていない選手が多く目立ち、それによって怪我をしてパフォーマンスが上がらない選手を多く見てきました。私の活動でどれくらいの結果が出るかは分かりませんが、とにかく行動し続けていきたいと思います。今は日本人選手しかいませんが、この活動が大きくなれば、海外のアマチュア選手のトレーニングもサポートできるようになると私も嬉しいです。今後も引き続き頑張っていきます。