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骨粗鬆症治療について

骨粗鬆症とは

 骨がスカスカになり、もろくなって骨折しやすくなる病気です。 背骨や股関節、手首などの骨が折れることがあります。 いつのまにか骨折といって気が付かず、背骨が折れていることもあります。 骨粗鬆症は女性に多いですが男性もなる病気で、治療が必要です。

骨粗鬆症になった骨
骨粗鬆症の原因

 年齢とともに、骨の新陳代謝が崩れて、骨を作る働きよりも骨を壊す働きが優位となり骨粗鬆症が起こります。女性は特に閉経による女性ホルモンの減少が優位になり骨粗鬆症がおこります。また、慢性腎臓病(CKD)、糖尿病(DM)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)等の病気で治療中の方、喫煙や飲酒週間がある方、ステロイドを服用している方も骨がもろくなっている傾向があります。

骨粗鬆症の症状

 骨粗鬆症はほとんど自覚症状はありません。骨折して初めて気が付くことも少なくないです。 身体の痛み、身長の低下、背中が曲がる、などの症状があれば骨粗鬆症の可能性があります。

●骨粗鬆症を放置した場合

 身体の痛みがあったり、骨折により日常生活に支障をきたすことがあります。 また、背骨の曲がりにより、息が苦しかったり胸やけをする、バランスがとりにくく歩きにくい などの症状を起こすこともあります。 骨粗鬆症により骨折を引き起こすと、介護が必要なだけではなく寿命にも影響があることが あります。

骨の健康チェック

 自分でできる骨の健康度のセルフチェックです。セルフチェックはあくまで、参考ですので、診断にはなりません。 ただ以下に該当する方は医療機関や市町村検診で一度検査を受けることをお勧めします。

1.体の変化に関すること

・背中が丸くなり、身長が縮じんだ
・若いころから体重が標準より少ない
・閉経した
・治療中である(糖尿病・高血圧・慢性腎不全・関節リウマチ・COPD)

2.食事に関すること

・乳製品や肉や魚、野菜などバランスを意識した食事が取れていない
・日頃から、たばこを吸ったり、飲酒をしたりしている
・加工食品をよく食べる

3.生活に関すること

・日光にあまり当たらない
・普段から運動習慣がない
・歩く機会が少ない

骨粗鬆症の検査について

当クリニックの検査方法

 当院では骨折の危険性がある方、骨粗鬆症検査の希望がある方に問診と骨密度検査を行った上で、また必要時採血を行っております。 当院ではGE社 PRODIGYを使用し、2重X線吸収法(Dual energy X-ray Absorptiometry 通称DEXA)を利用して骨密度を測定します。 測定精度が高いので骨密度測定の基準測定法とされています。

当クリニックの骨密度検査の詳細はコチラから御覧いただけます。

各市町村で実施する骨粗鬆症検診について

 病院で検査を受けるまでもないけど、気になる方は市町村で行っている骨粗鬆症検診を受けられることをお勧めします。 各市町村で骨粗鬆症健診をおこなっています。自治体により対象や方法がことなりますのでご注意ください。

広島市:骨粗しょう症検診 - 広島市公式ホームページ (hiroshima.lg.jp)


骨粗鬆症の治療について

骨粗鬆症治療の種類

 治療の三本柱として薬物療法・食事療法・運動療法があります。食事療法・運動療法については一般的なものをご紹介させていただきます。

薬物療法

医師よりお薬の治療が必要と判断されれば、お薬の治療を受けられることをお勧めします。 お薬の種類は、注射や飲み薬などありたくさんあります。 ご本人の骨密度、骨折歴、通院状況と持病などに応じて適切なお薬が処方されます。 治療を受けられる方が納得して治療を開始・継続できるよう、医師をはじめ看護師などでサポートいたします。

食事療法

食生活などの生活習慣を見直すことも、骨粗しょう症の予防や改善に大切なポイントです。 骨の健康に必要な栄養素についての説明や必要な栄養素が豊富な食材を使ったレシピ等をお渡ししております。

運動療法

運動療法は骨粗鬆症改善に効果がありますが年齢や普段の活動量、転倒リスクも考慮に入れ事前に筋肉の量や筋力測定を行います。 そのうえで、具体的にウォーキングなど体重をかけた有酸素運動、スクワットなど背筋や太ももの筋肉のトレーニングを行います。 また、転倒予防を目的にバランス能力向上を目的にパワープレートという機器を用いた運動なども行います。

骨粗鬆症リエゾンサービス

 医師や骨粗鬆症マネージャーを中心として、多部署で連携を図り、患者様にとって最良の医療を提供できるよう努力しております。
 当クリニックでは骨粗鬆症学会に所属する医師と骨粗鬆症学会認定のリエゾンナースが在籍しており、皆様に安心して骨粗鬆症治療を開始し継続していただけるように努力しております。
  ※骨粗鬆症マネージャーとは:骨粗鬆症学会が定めた教育プログラムを受講し学会認定の資格試験に合格することで学会より資格が付与されます

骨粗鬆症に関する地域連連携について

●骨密度検査

 当クリニックでは、骨粗鬆症治療の診断に必要とされている、2重X線吸収法(Dual energy X-ray Absorptiometry 通称DEXA)を利用して(GE社 PRODIGY)を使用し骨密度の測定を行っております。 近隣のクリニックからの骨密度検査のみの依頼も受付ております。

●医科歯科連携について

 骨粗鬆症では口腔内清潔も重要といわれております。当クリニックでは、骨粗鬆症患者様に口腔内衛生を保つよう関わっております。 また、当クリニックでは安心して患者様に治療を開始継続していただけるよう、医科歯科連携を強化しております。 なお、歯科医の先生方よりの情報提供の依頼も随時受け入れておりますので、お気軽にご相談ください。

●患者さまの治療継続に関する地域連携について

 当クリニックより他の医療機関へ患者様をご紹介させていただく際には、情報提供書を患者様にお渡しさせていただきます。 また、当クリニックへ患者様をご紹介いただく際にはお手数をおかけしますが、継続治療のための情報提供書の提供をお願いしております。

寛田クリニック
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元サンフレッチェ広島FCチームドクター寛田司がスポーツ障害を分かりやすく解説する連載コラム

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